名古屋の派遣会社事情

平均1300円!?名古屋の気になる派遣時給の相場

派遣で働いていくからには、できるだけ高時給のところに勤めたいというのが本音ですよね。就職・転職活動をすすめるうえで「時給」は非常に重要な判断材料に。そこで今回は、名古屋の派遣時給の相場についてご紹介します。

まずは、ハケン事情をチェック!

数年前に放送されたドラマ「ハケンの品格」。篠原涼子さん演じるスーパー派遣社員の時給はなんと3,000円。しかし、実際の派遣時給としては、3,000円は破格の値段です。一般的には、事務職で1,000円~1,300円が相場となっており、同じ事務職でも専門スキルが求められる「英文事務」や「貿易事務」などは時給が多少上乗せされる場合も。派遣の時給は、職種、仕事内容、就業先の待遇によって大きく異なります。高時給を目指すのであれば、やはり専門スキルを身に付けることが重要に。時給が高い職種としては「通訳」が挙げられます。一般事務の相場が1,000円前後に対して、通訳の時給は2,000円~3,000円が相場。一定レベル以上の語学力や事務スキルが必要となり、まったくの未経験からスタートというのはまずないでしょう。かといって、資格だけを保持していれば済む話かといえば、そうではありません。「資格+実践(長期間)」が高時給のポイントに繋がるというわけです。

時給を上げる交渉術とは

提示された時給に満足できない場合は、ただ単に「上げてください」だけでは交渉成立にはなりません。それなりの「実績」と「評価」が必要になります。まずは一度就業し、派遣先から高評価を勝ち取ることがポイント。「この人が抜けたらウチは困る!」と先方に思わせたら、こちらの勝利。「今だったら…。」という直感があるときは、タイミングをみながら、時給交渉にトライしてみましょう。また、実際の業務をこなしながら新たに資格を取得し、交渉の際に「アピールポイント」として、提示してみるのも1つの手ですよ。

気になる名古屋の派遣事情

愛知県の求人のほとんどを「名古屋市」が占めています。メーカー、証券会社、金融、広告代理店などが密集しているため、求人も多い傾向に。職種も、一般事務、営業事務、受付、総務、人事などバリエーション豊富です。また名古屋には「港」があるため、「貿易事務」といった職種が人気。事務スキルを磨いておくだけで高時給を狙えるチャンスかもしれませんね。ほかには、愛知県内のテレビ局はほぼ名古屋市内に集まっているため、テレビ局の受付や案内係も人気職種となっています。

東海エリアは1,344円

株式会社リクルートジョブズの調査期間「ジョブズリサーチセンター」が実施した2014年1月の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」によると、三大首都圏(関東・東海・関西)の派遣時給の相場は1,521円。前年同月比49円のプラスという結果に。職種別にみていくと、IT・技術系は前年同月比増減額+74円と大幅に増加しており、営業・販売・サービス系、オフィスワーク系、医療介護・教育系の3職種も、IT・技術系と同様に前年同月比プラスになっています。

気になる東海エリアの平均時給は、1,344円。関東1,587円、関西1,355円に次ぐ3番目、三大都市圏の中では一番低い時給相場になっています。IT・技術系やクリティブが前年同月比プラスとなっている一方で、営業・販売・サービス系などの4職種がマイナスに。以前に引き続き、専門性が高い職種ほど高時給が設定されているようですね。

「名古屋の派遣時給の相場」はいかがでしたか?就職・転職活動をはじめるときは、時給の平均相場を知ることも大切ですよ。自分に合った職場を見つけだすためにも、ぜひチェックを!

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